そう言えば、営業面でも新聞屋さんは今思えばとんでもない事をしていたのを思い出した。
新聞は商品であり、物を売る商売です。食品や日用品メーカーがよくやる様に、新聞でもキャラクターや芸能人とコラボした契約数増加キャンペーンと言うものがあります。
私が勤務していた20年ほど前、親玉である新聞社さんはあるコラボをしてキャンペーンを展開していました。
新聞をメインで契約するのは大人ですが、子供向けのキャンペーンでコラボして子供から契約を増加させようというキャンペーンです(笑)
と言うわけで、私の店にもそのキャンペーンの販促グッズが大量に送られてきました。
契約したら豪華景品がもらえるなど、子供にとっては魅力的なキャンペーンでした。
まぁ、私の勤務していた店ではそこまで劇的な効果は揚げられなかったんですけどね。お年寄りの単身者も多いエリアでしたので。
ただ、そのキャンペーンを展開するにあたって親玉の新聞社からFAXが送られてきました。
何だと思います?
景品で釣るターゲットの世帯に関しての
『小中学生の性別、学年、名前を記載した住所録一覧』
です。
こんなもん、今ばらまいていたら間違いなくコンプラ案件ですよね(笑)
でも、当時はどうだったかな?少なくとも問題意識もなくそのリストに従ってターゲットを決めて営業活動をかけていたのは確かです。
まぁ、よくもまぁこんなもんをFAXで送って来たもんだと。今でいえばビッグデータの活用なのでしょうが、学年や性別、(わかるのであれば)子供の名前まで記載していたんだからよくよく考えればとんでもないシロモンです。
悪い人の手に渡れば悪用されるのは間違いないですし、今こんなことをやっていれば間違いなく小さなお子さんを持っている家庭から大抗議が来ているし、社会問題にもなっていたでしょうねぇ。
勿論、取り扱いは慎重にと言う話でしたが、そもそもそんなもん簡単に送ってくるなよ・・・と。
他の新聞社さんはやっていたかどうかは知りませんが、少なくとも私の店にそんなもんが来たのは事実でした。
これだけインターネットが発達してネットで情報をさらしまくる時代、今更こんな情報にはあんまり価値もないかもしれませんが、世間の親御さんはこういった情報が裏で使われているかもしれないという危険性をしっかり認識してほしいもんだ(-。-)y-゜゜゜
裏話はこんなもんで。ではでは。
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